症例[水泳で肩の痛み、原因は頚肩腕症候群でした]中央区30歳代男性
水泳をして肩の痛みでお困りの中央区の男性が来られました。
仕事の関係で水泳の練習をしているようですが、数ヶ月前から水泳中に肩に痛みを感じたり、徐々に重くなって泳げなくなる、とのことでした。
水泳でのクロールやバタフライは肩を大きく動かす為に、筋肉や関節に大きな負担がかかります。ちなみに水泳での肩の痛みを水泳肩と呼んでいます。
*「水泳肩」は、クロールやバタフライのように肩を挙げたり回したりする動作で発症し、骨とスジが摩擦を起こして傷付き炎症を起こす状態のことを言います。
状態を確認すると、肩の全体に症状があるようでした。
触診や動作上では確認できませんが、肩凝りが非常に強く、やや猫背気味のように感じらました。
水泳肩ではなさそうと判断し、ご本人の説明から頚肩腕症候群ではないか?と考えられました。
*「頚肩腕症候群」とは頚や肩の凝りが非常に強いために血管や神経の流れが阻害されます。この状態が酷くなると肩や腕などに関連痛といった痛みやしびれ、ダルさなどの神経的な症状が発症されます。
今回もクロール中に頚肩腕症候群が発症されていたのではないか?と考えられたため、首肩周囲の筋肉を和らげて頚肩腕症候群を抑制させる施術を行いました。
すると徐々に状態が落ち着いてきて、最終的には頚肩腕症候群は起こらなくなり、水泳中の肩の痛みや重さは出にくくなったようです。
一方で水泳(クロール)で肩の痛みが生じる原因として、胸椎の動きや大・中胸筋、インナーマッスルの小円筋・棘下筋、広背筋・菱形筋などのクロールで肩を回す筋肉や関節の可動性や柔軟性も重要な要因です。
巻き肩と呼ばれる、肩が前に巻き込んでいる状態がありますが、これは猫背姿勢の方やデスクワークの方に多く、特に女性に目立ちます。巻き肩はクロールをする上で危険(リスク)を伴いますので、そういう方には水泳はあまりお勧めしません。また巻き肩はクロールだけでなく、日常生活においても肩関節が摩擦を起こしやすいためスジを関節を痛めるリスクがあります。
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中央区日本橋で肩の痛み、頚肩腕症候群でお悩みの方は
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