大手町で足首の捻挫で足首が痛む女性
エアロビで足首を捻挫して足首を痛めた女性
先週エアロビのレッスン中に足首を捻ったという女性が来られました。
足首の痛みを我慢して数日後のレッスンに参加したら足首が痛くて踏ん張れず、力が抜ける感じがした、ということで断念したようです。
状態を確認すると、足首を内側に捻ったようで外くるぶし周囲の靭帯が損傷し腫れていました。また炎症もあり内出血も起きていました。
負傷名は足関節の内反捻挫です。足首の捻挫の多くは内反捻挫によっておきます。
状態の程度は軽度から重度までありますが、今回の女性は軽度から中度程度の捻挫だったためサポーターをして2週間エアロビを休んでもらい安静にするよう伝えました。
2週間後は普通に日常生活も送れて歩行も足首の痛みを感じずにできるようになり、腫れ、炎症、内出血は消失しました。
しかし踏ん張る時には痛みや不安定感があるようなので、サポーターをしたり筋トレを行うよう指導しました。
足首の捻挫について内反捻挫と外反捻挫
一般的に足首の捻挫は内反捻挫ですが、内反捻挫では外側の靭帯を伸ばして損傷します。また酷い内反捻挫や足首の柔らかい女性では外側と内側の靭帯の両方を損傷することもあります。例外的に内反捻挫をして内側だけの靭帯を損傷する稀なケースもあります。
外反捻挫といって逆側に捻る場合もあります。極度の偏平足の方や、X脚の方、外反足の方などが外反捻挫を起こしやすいです。
しかし外反捻挫でも特に原因もなく内側の靭帯が痛くなる場合があります。それは常に内側の関節にストレスがかかる極度の偏平足の方や外反足と言って骨格的な構造の問題によります。しかし、そのようなケースを治すことは難しいためインソールを靴の中に入れて内側に負荷がかからないようにサポートすることで対応します。
足首は曲げ伸ばしだけ、回さない！
余談ですが、よく準備体操で足首を回す動作がありますが、あの体操はおすすめしません。
もともと足首は前後の動きが出来ればよいのです。足首を強く回したりすると靭帯が伸ばされてしまい足首が不安定になりやすくなります。
よく女性の方に「足首の違和感やハマってない感じがする、突然痛くなる」、といった声を聞いたりします。
こういった方は足首の関節（靭帯がゆるい）ゆるい状態だったり、捻挫癖のある方です。
違和感や痛みに対してさらに足首を回す動作をすると更に違和感や痛みが益す恐れがあります。ということで足首を回す動作はおすすめしません。
足首の捻挫や足首の痛みでお困りの方は神田・大手町のメディカルスポーツ整骨院鍼灸院にご相談下さい
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