ランナー膝の痛み腸脛靭帯炎の丸の内女性

丸の内勤務の女性ランナーが膝の痛みの紹介

丸の内勤務の女性は1カ月前に整形外科に行って検査を受けたが異常ないからランニングを休んで様子をみるようにと言われたようです。

日常での膝の痛みが軽減したためランニングを再開したが、数キロ走るとまた膝の痛みが発症したようです。

 

状態を確認すると、ランナー膝と呼ばれる腸脛靭帯炎でした。

ランニング

腸脛靭帯炎とは

腸骨という骨盤の両側にある大きな骨から膝の外側まで伸びる細長い靭帯のことで、股関節や膝関節を跨ぎます。

腸脛靭帯は股関節と膝関節を動かす役割がありますが、もともとは大腿筋膜張筋という筋肉の延長にあります。

本来靭帯は関節を固定するための役割がありますが、腸脛靭帯は筋肉としての役割をします。

ランナー膝はこの腸脛靭帯が膝関節の部分で摩擦を起こして炎症したものを表します。(厳密には滑液包炎が炎症し腫れたものです)

ランニングはシンプルに膝の曲げ伸ばしを繰り返すため、他のスポーツと比較して膝での摩擦が大きい特徴があります。

このことが腸脛靭帯炎となる原因です。

腸脛靭帯炎

 

なぜ腸脛靭帯炎になるのか?

膝関節で腸脛靭帯が摩擦を起こしやすい原因を考えていきます。

・ O脚の方は膝が外側の出ているため摩擦が起きやすいため膝の痛みとなる

・ 殿筋が弱い方は膝の安定感が低下するため膝の痛みが出やすい

・ 骨盤の歪みや股関節の歪みでも膝の痛みに繋がることがあります

・ 腰の悪い方も大腿筋膜腸筋を硬くさせる場合があるため膝の痛み繋がることがあります。

・ 足首の捻挫癖など足部の外側に体重が乗ってランニングしている方も膝の外側に負荷がかかりやすいです。

このように腸脛靭帯炎にはいくつもの原因が考えられます。

 

腸脛靭帯炎に対する施術について

大腿筋膜腸筋の筋肉が硬くなって柔軟性が欠けていれば、柔軟性の回復に鍼の施術が効果的です

膝の痛みの部分にも鍼の施術や超音波が効果的です

一部の軽度の腸脛靭帯炎はここまでの施術で完治したりしますが、多くの腸脛靭帯炎はこれだけでは良くならないことが臨床上あります。

股関節や骨盤の歪みなどの状態や足部の状態も同時に検査していく必要があります。

膝の痛み、腸脛靭帯炎でお困りの方は丸の内から徒歩5分のメディカルスポーツ整骨院鍼灸院にご相談下さい。

 

 

 

 

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