症例[ぎっくり腰は椎間関節性腰痛が原因でした]大手町勤務男性

デスクワーク中に身体を捻った際にぎっくり腰になった、という大手町勤務の男性の症例です。

皆さんぎっくり腰の経験がありますか?経験済みの方はご存じかと思いますが激痛ですよね!?

ぎっくり腰はいつ、どのタイミングで、なるのか?誰にも分かりません。

世間では急な腰痛のことをぎっくり腰と言われているようですが、そもそもぎっくり腰などという傷病名はありません。

腰痛筋膜性腰痛なのか?椎間関節性腰痛なのか?椎間板症なのか?などいくつかに分類され、痛みの強さや箇所は各々程度によって異なります。

関節の構造

今回の男性は椎間関節性腰痛ぎっくり腰で来られました。

椎間関節性腰痛とは腰骨同士の繋ぎ目(関節)で発症した炎症のことです。

ここで関節についてご説明しますが、関節は骨同士の繋ぎ目のことです。ですから手指や足部、背骨など身体中に多くの関節があります。

関節の形や構造は各々多少異なりますが、基本的な構造は同じように出来ています。

関節は身体を動かすためにあります、関節を動かさないと逆に固まります。しかし関節を動かし過ぎたり負荷をかけ過ぎると痛めます。

適度に動かせるといいのですが、デスクワークや静止姿勢が長いと関節は固まりやすくなります。

関節は固まるとはどういう事?

関節は適度に動かすことで関節内(関節腔)に油(滑液)が注がれて滑らかに動きます、またそれに伴い血行循環も促進されて関節を動かしやすくさせます。

しかし関節を動かさないでいると、関節内(関節腔)の油(滑液)が停滞し潤滑しなくなります。そうなると関節は固まり動きにくくなります。

滑液は関節内の栄養分を補給したり老廃物を排泄させる働きがあるため、関節には不可欠なものです。そのため関節は適度に動かすことが必要なのです。(例えば、自転車のチェーンをイメージして下さい、油がなくなるとキリキリやジャリジャリといった異音が聞こえませんか?)

デスクワークや静止姿勢を長期間続けると、一定箇所に負荷がかかり続けるため関節が固くなるのです。

イラストにあるように関節は関節包と呼ばれる袋に包まれていたり、靭帯によって固定されています、それらが硬くなることで関節の柔軟性が失われます。そのため少しの負荷でも関節を痛めやすくなります。

これがぎっくり腰の元です。

 

大手町で腰痛、ぎっくり腰でお困りの方は神田大手町のメディカルスポーツ整骨院鍼灸院にご相談下さい。

 

 

 

 

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