神田にお勤めの20代女性の腰の痛み

神田にお勤めの20代女性が腰の痛み、骨盤の歪みで来られました。

数日前に運動をした際から腰の痛みが出始めたとのことでした。状態を確認すると、、腰の下(腰仙部)に痛みがあり、図の赤い部位に圧痛があり、特に前屈時の痛みが見られました。他に検査をしたところ、図の赤い部位である、仙腸関節痛の疑いがあります。

仙腸関節

仙腸関節痛とは?

仙腸関節は、骨盤の骨である仙骨と腸骨の間にある関節であり、周囲の靭帯により強固に連結されています。仙腸関節は背骨の根元に位置し、画像検査ではほとんど判らない程度の3~5mmのわずかな動きを有しています。

右の脚を前後に開いたり腰を大きく捻るなど、骨盤に左右非対称の力が加わることで発症しやすいといえます。また、いつも鞄を同じ方に持つ、足を組んで座る癖があるなどの左右非対称な癖がある方も負担がかかりやすいかもしれません。

また女性は、出産に際して仙腸関節の周りにある靭帯が緩み産道を拡げますが、出産後も靭帯が緩んだままになってしまい、仙腸関節障害を引き起こすことがあるといわれています。

ギックリ腰のような急性腰痛の一部は、仙腸関節の捻挫が原因と考えられます。仙腸関節の捻じれが解除されないまま続くと慢性腰痛の原因にもなります。長い時間椅子に座れない、仰向けに寝れない、痛いほうを下にして寝れない、という症状が特徴的で、歩行開始時に痛みがあるが徐々に楽になる、正坐は大丈夫という方が多くいらっしゃいます。

腰臀部、下肢の症状は、腰椎の病気による神経症状と似ているので注意が必要です。下肢の痛みは一般的に坐骨神経痛と呼ばれますが、仙腸関節の動きが悪くなり、周囲の靭帯が刺激されることでも、下肢の痛みを生じてきます。

また、腰椎と仙腸関節は近くにあり、関連していますので、腰椎の病気に合併することもあり得ます。腰椎の病気に対する手術後に残った症状の原因となる場合もあります。

腰痛、仙腸関節痛に対しての施術

仙腸関節は元々動きが少ない関節ですが、長時間座っていたり、無理な体制でいたり、支えている筋肉や靭帯が硬くなってしまっていると、骨盤の傾きやズレが生じてしまいます。

今回のご利用者様は、特に脊柱起立筋(背骨の横)とお尻の筋肉が原因と考えました。

この2つの筋肉が仙腸関節を引っ張ってしまいますので、緩めていきます。方法としては、手技(指圧)、鍼灸、電気療法、ラジオスティム(高周波温熱療法)と様々なアプローチが行えます。

周囲の関節のストレッチを行ったり、仙腸関節の安定性を高める筋肉のトレーニングを行うことも必要になります。

 

 

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