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ふくらはぎのこむら返りが痛む

夜中に急にふくらはぎの筋肉がつってしまい、ものすごい痛みを経験した方は、多いのではないでしょうか。

今回はふくらはぎのこむら返りについて、考察していこうと思います。

このこむら返りは、女性に多く見受けられます。女性は男性に比べて、筋肉量が少なく、筋肉を養う血管も少なく、そのため夜になって心臓の拍動も弱まると、足に行く血流量が少なくなって酸素不足となり、ふくらはぎが引きつると考えられます。

もともとふくらはぎが硬い人は、こむら返りが多いので、ふくらはぎの筋肉が硬くなって血管を締め付け、血流が阻害され、少なくなるため、夜間になるとさらに血流量が少なくなり、ふくらはぎのこむら返りが起きると考えられます。

また、下腿の筋肉が固ければ、血管を圧迫して静脈も圧迫され、下腿の血が心臓に戻りにくくなって、血管抵抗が増すために静脈瘤となる可能性もあります。

こむら返りを起こす人の筋肉は、なだらかの感じではなく、ふくらはぎの上部の筋肉だけが盛り上がっている傾向にあります。

２０代、３０代女性の夜中に起こるこむら返りは多く、特に冷え性の女性に多く見受けられます。

冷え性では、特に足の血流が悪くなっているため、血液が滞り、からだで作られた熱が足の方に回らず、足が冷えていきます。だから、足の血流が改善されれば、ふくらはぎの筋肉への酸素不足が改善され、足がつらなくなります。

施術については、電気で筋肉を動かし、筋肉への血流量をアップさせます。次に鍼の施術です。鍼の効果で筋肉を柔らかくし、血管の圧迫を解いていき、血流量をアップさせ、筋肉に十分な酸素、栄養を巡らせます。

上記でも書いた通り、こむら返りをほっといてしまうと、慢性化をして、静脈瘤に発展してしまう可能性もありますので、早期の施術が大事になってきます。

 

 

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