症例:テニスのサーブで肩の痛み 腱板炎 神田男性
今回はテニスでサーブを打つときに肩が痛くなる、という神田勤務の男性の症例です。
1カ月前からテニスでサーブを打つときに肩に痛みが走るとのことでした。
肩の痛みはテニス以外の時にも痛みが走るようになったため、テニス仲間にこちらを紹介されて受診されました。
原因は肩のインナーマッスルの一部が摩擦によって炎症、損傷がおこしたことにありました。
テニスにより肩に過剰な負担をかければケガへのリスクが高まります。サーブのスイングやフォームも肩関節に大きな影響を与えます。また、猫背姿勢の方など不良姿勢は肩を挙げてプレーするスポーツ(投球、水泳、テニス、バレーボールなど)には大きなリスクになります。
猫背姿勢や不良姿勢になると方が肩が前に入ってしまうため、関節のスペースが狭くなり関節内での摩擦が起きやすい環境となります。
50肩も同様のことが言えます。50歳くらいになると不良姿勢になる方が多くなり、肩関節内での摩擦が発生して炎症がおきて、ついに肩が挙がりにくくなります。
コメント:
肩の痛みには様々な症状があります。若いころは自然と治っていました、年齢を重ねていくと徐々に治りにくくなります。
主な原因としては、インナーマッスルの低下や肩関節周囲の可動性の低下、猫背姿勢、肩凝りがあります。
上記のような原因を軽視して肩を酷使するスポーツをすると肩を痛めるリスクは高まります。
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