症例報告：登山での下山時に膝を伸ばした 大手町女性
数人の登山仲間と南アルプスに登山に行ったところ、雨上がりで足元がかなり濡れていたために下り時に足を滑らせてしまい、膝を伸ばしてしまった、、、という大手町勤務の女性が来院されました。
症状を確認すると、外側のハムストリング下部と膝裏の膝窩筋の損傷、外側靭帯を軽度損傷していました。膝を支える筋肉などの損傷なので階段昇降は非常に困難となります。
治療は膝周囲の伸ばされて硬くなった筋肉の柔軟性の回復と炎症を抑える目的で主に電気治療をしました。またテーピングで膝の曲げ伸ばしをサポートしました。
コメント：登山では特に下山時に膝や足首のケガが多く、その理由としては昇りと違い、体重と重力が片足のみにかかるためです。特にビギナーの方は身体の使い方が上手くなかったり、体力的な問題もあって膝への負担も大きいと思われます。
当院でも登山をされる方が多くいますが、膝や足首のケガの病み上がり時に登山に行かれる場合にはサポーター着用のご指導やテーピングのアドバイスをさせていただいております。それは、再発も含めてケガの予防でもありますし、膝や足首への不安を少しでも減らす意味でもあります。これを行うだけでもかなり効果的だったと、患者様から好評です。
メディカルスポーツ整骨院・鍼灸院
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